空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ステラ・ダラス(1937)と原節子の映画

「ステラ・ダラス」(1937)を鑑賞。「若草物語」や「風と共に去りぬ」が好きな人には超オススメの素敵な映画。[ネタバレ]身分違いの結婚をして別居中の夫婦。貧しい家で育った母親(バーバラ・スタンウィック)が娘(アン・シャーリー)を引き取っていたが、つい…

49日

伯父が亡くなって早いもので49日経った。母とM伯母を乗せて納骨のために枚方のお寺へ。住職は聖書の言葉を今度は印刷して、団扇太鼓と一緒に各自にコピーして配った。祖父母が眠っている墓の前で納骨。骨壷から布の袋へ素手で掴んで伯父の骨を入れた。こうい…

オノ・ヨーコさん

平和活動家のアーチスト、オノ・ヨーコさんが自宅で意識不明になったので救急搬送されたというニュース。最初は脳卒中だと言うCBSのニュースだったが、インフルエンザの重い症状で、重くはないという情報を聞いて安心。彼女はニューヨークのダコタハウスに住…

チャイルド•アビュース

私の祖父の自伝をもう1度読み返していた。彼は豊かな家で生まれたのに、父親の事業の失敗で一家離散。貧困に直面し、丁稚奉公や工場労働を子供の時からやって来た。父親、妹、祖母、母親を 4年間のうちに次々亡くし、兄や弟も養子に貰われ、祖父一人が小学校…

アダム・ドライバー

サタデーナイトライブのホストに出ていた俳優。スター・ウォーズの新作の悪役に抜擢された32歳の俳優。継父がバプテスト教会の牧師で、子供の頃から聖歌隊で歌っていた。高校を出た時9/11(同時多発テロ)が起こり、入隊。海兵隊で訓練を受けるも自転車に乗っ…

伯父のお別れの会

伯父のお別れの会が大阪のホテルで行われた。献花のみで、シンプルなセレモニーだった。親族と伯父の会社の関係者がお別れに来た。お料理は、コンパニオンが宴会場の屋台から運んできてくれた。神戸吉兆の料理も出た。元タカラヅカの人々が来ていたのでファ…

超高齢者

医者の待合室に超高齢者がいた。推定年齢100歳か。付き添いなしで籠のついたカートを押して1人で来ている。お婆ちゃんかと思ったが隣の私に向かって「どっこも悪いとこないって言われてん、ワシ。」と言った。え?もしかしてお爺さん?髪は短く、ズボンにス…

ニャンコの日

辻村もと子(1906-1946)青空文庫で北海道の作家辻村もと子の「早春箋」を読んだ。北海道の開拓の家に嫁ぐ女性の本州の母親に宛てた手紙。もちろん創作であろう。上品でみずみずしい。この作家は岩見沢で生まれ結婚して東京に行ったが、 12年後に離婚。家を出…

波多野勤子の往復書簡集『少年期』

数日前映画「少年期」を観たところだったので、原作を取り寄せて読む。めちゃくちゃ面白かった。戦争中中学生だった、一郎こと後の法学者波多野里望とお母さんで心理学者の波多野勤子との交換レターである。この本はベストセラーになり映画化された。開成中…

「わが母の記」井上靖著 映画(2011)

実話に基づいた、家族愛と壮絶な認知症介護の物語。主人公は役所広司、認知症の母は樹木希林が演じている。作家として有名な主人公、ある日父が亡くなる。そして未亡人になった母が同じことを何度も壊れたレコードのように尋ねることに気づく。それから彼女…

「生きてゐる孫六」(1943)

木下恵介監督。太平洋戦争真っ只中に撮影された戦時色濃い映画だが、面白く作っている。舞台は戦国時代古戦場だった場所。若者たちが軍事訓練を受けている。それを見ている大人たちが「あのうちの誰かが金鵄勲章をもらったり、名誉の戦死をしたりするんだと…

椿姫(1936)とマリ・デュプレ

晴天で暖かく、布団を干す。ドラッグストアにも行く。映画「椿姫」を観る。グレタ・ガルボとロバート・テーラー。若くてハンサムな男(ロバート・テーラー)が高級娼婦(グレタ・ガルボ)と純粋に愛し合って、同棲。田舎の父が「息子の将来のため別れてくれ」と…

礼服

お腹を壊して寝ていたが、無理して起きて、礼服をイオンに買いに行く。私はアメリカ人女サイズのため贅沢言えず、ましてやデザインを選ぶ事など不可能。レース部分が気に入らなかったがそれしかサイズが無かったし、スカートとセットでお得だと言うので泣く…

「少年期」(1951)

木下恵介監督。父:笠智衆 母:田村秋子 一郎:石浜朗 テーマソングは「おいら岬の…」そっくりだと思ったら同じ作曲家の木下忠司。実話に基づいた戦争中の家族の様子を描いたストーリー。波多野勤子と言う教育心理学者と少年期の息子との往復書簡をもとに制…

温泉と映画

近所の温泉へ。滝を見ながら露天風呂。カラーリングもして貰う。ちちんぷいぷいの取材班が来ていた。鴨蕎麦を食べたが、漬け出汁がちょっと甘かった。吉屋信子原作「母の曲」(1937)原節子主演。労働者階級出身の母親が、娘の学校のママ友にヒソヒソ噂されて…

掃除と映画

久々に部屋の掃除。まだ調子出ず。母はひとりで京都の芝居を見に行った。古いフランス映画「情婦マノン」(1948)を鑑賞。原作は「マノン・レスコー」プッチーニのオペラにもなっている。[ストーリー]戦後のフランス。主人公の男は占領軍のドイツ兵と付き合っ…

「ひとり息子」(1936)

小津安二郎初のトーキー映画。[ネタバレ]夫を亡くして生糸工場で働く母親(飯田蝶子)。息子が中学に入れるため、家も畑も売り、工場の寮でひとり暮らす。時は移って成人した息子(日守新一)から東京に遊びに来るよう連絡がある。来て見ると知らないうちに嫁(坪…

長屋紳士録(1947)

小津安二郎作品。[ストーリー]長屋に一人住む未亡人のおばさん(飯田蝶子)が、近所の人(笠智衆)が連れて来た迷子の男の子の面倒を見る。最初は押し付けられて嫌がり、「しっしっ」と追い払い、「メッ」と言って恐い顔で睨んだり、茅ヶ崎の海岸に置き去りにし…

安城家の舞踏会(1947)

新藤兼人脚本。没落した伯爵の屋敷で営まれる最後の舞踏会のお話。伯爵(滝沢修)は使用人から「殿様」と呼ばれている。舞踏会には、親戚や友人だけでなく、妾の芸者や、借金している男と娘、戦後成金で金持ちになった元運転手も来る。【印象的なシーン。】ピ…

市民ケーン(1941)

有名な映画だが初めて観た。 オーソンウエルズが25歳の時、監督脚本製作主演をしている。 実話に基づいたストーリー。主人公は富豪で新聞王だった。愛人のために醜悪な城まで作っている。 75年前の映画だというのに、タイムリーだったのが、知事に立候補して…

マイナンバー

やっと市役所からマイナンバーカードの葉書が来たので、貰いに行く。今までの電子証明書の期限は明日だった。ギリギリセーフ。4階の会議室で交付が行われていた。待っている人の平均年齢は高め。多分若い人は働いていて、休日に来るのだろう。1時間半待って…

「父ありき」(1942)

小津安二郎が出征前に脱稿した作品。白黒映画で、静かに時が流れる映画だ。優しいお父さんが甲斐甲斐しく息子の世話を焼く父子家庭を描いている。当時39歳の笠智衆が30代から60歳位までの父親を演じている。彼はこの後50年間映画に出てるけど、お爺さん役が…

福音主義に否定的なハリウッド映画

1996年の映画「ラリーフリント」を観た。成人向け雑誌のオーナーの実話に基づいたもの。彼はある日カーター大統領の妹に誘われてクリスチャンになり洗礼を受ける。ところが何者かに銃で撃たれて車いす生活になり、無神論者になる。妻は薬物依存とエイズにな…

喜びも悲しみも幾歳月(1957)

昭和7年から 25年間、灯台守をしてきた夫婦を描く。夫婦は佐田啓二と高峰秀子が演じている。北は北海道から南は九州の果てまで、転勤を繰り返し厳しい気候や孤独や戦争と戦う。僻地に赴任しているので病人は病院に連れて行くまでに死んでしまったり、お産も…

The Goldbergs 2 吹替

アメリカのシットコムで1番好きなドラマが「それいけ!ゴールドバーグ家」原題 「The Goldbergs 」だ。「ファミリータイズ」「フルハウス」より面白い。シットコムだが私の嫌いなゲラゲラ笑う音声が入っていない。役者一人一人が才能溢れている。製作者のア…

「家族」(1970)

山田洋次監督、倍賞千恵子、笠智衆など。寅さんメンバーもチョイ役ででる映画。(ネタバレ)長崎の伊王島から北海道の中標津まで酪農の開拓に行く夫婦が赤ちゃんと子どもとおじいちゃんを連れて旅をする家族の話。途中大阪で下車、万博で混んでいる。時間があ…

熱と自転車とマイナンバー

明け方38.2度まで体温があがり、肩こりもひどい。なぜだか喉も鼻も異常なく咳もくしゃみもなし。アシスト付き折りたたみ自転車が届けられた。私の町は坂道が多く、乗ってる人はほとんどアシスト付きである。ところで、マイナンバーの葉書がまだ来ていない。…

掃除とカフェと美容院

一週間ぶりにベッドルームの掃除をし、午後はチャーチカフェへ。お抹茶と柚子ゼリーを戴き歌の伴奏をして、美容院へ。3ヶ月放置されていたためボウボウに伸びてみっともなかった私のヘアは、日本庭園のように刈り込まれた。夕食時より、寒気が止まらない。

鍋騒動とIKEA

ニトリへ鍋を返品しに行き、代わりの鍋を買うため片道高速料金1750円を使ってIKEAへ。鍋の値段と同じである。晴天で気持ちが良い。カフェテリアでランチを取る。メンバーカードで飲み物が無料になった。IKEAでは鍋だけではなく目についたさほど重要でないも…

映画「君の名は」(1948)第一部第二部第三部

すきや橋で空襲の夜出会った男女が、携帯電話が当時なかったもので待ち合わせができず、1年半後に会った時は女の結婚式の前日だった。結局別の人と結婚したんだけどその相手がマザコン、さらに夫はネチネチ前の男の事を持ち出し、モラハラ。いけずの姑に耐え…