朝食は貰ったと言う地元産シジミの味噌汁。美味。
津別のランプの宿へ。日帰り温泉に入る。
ピクニックテーブルで、友人が作ってくれた弁当を食べる。
くりん草が満開だった。
バリアフリーで木道を車椅子でも散策出来る。
きれいな蝶が止まっていた。
津別峠展望台へ行ったが濃霧で屈斜路湖は見えず。ところが目の前にウグイスがとまって鳴いてくれた。
http://youtu.be/vIAxd4szoU4
ところが、そんな時に限って迷子の老夫婦が助けを求めに来た。
ちょっと今ウグイスの動画を撮っているのですが。
帯広ナンバーのレンタカーで釧路湿原を探しているが見つからないと言う。
支笏湖を出発し、ナビでここまで来てしまったと本当に困っておられた。
そのナビはめちゃくちゃである。
津別峠は対面通行のくねくねだからだ。弟子屈まで行って釧路の方角へ右折するようアドバイスする。
ところが弟子屈までの行き方すらわからない。仕方なく別れ道まで誘導する。
レンタカー会社は賢いナビを貸してあげたらいいのにと思う。
その後チミケップ湖へ行く。
初めて来たのだが、美しいところだった。人工的なものが高級ホテル1つだけでしかも小さい。少し日光の金谷ホテルを思い出した。
ラウンジにグランドピアノがあり、湖に面している。さらに玄関に釣道具とレンタサイクル、湖畔にカヌーが置いてあった。
この湖は2万年前にせき止められた、森の中にある本当に美しい場所だ。湖畔の道はダートだ。
小鳥たちに出会う。
夕食は、美幌の田村で肉を焼く。その後刑務所で「人間やり直しが出来る。」と釈前講話をされている進藤達也さん(元刑務所に8年服役していた人)の講演会を聴く。
今では彼は出所する人の身元引き受けをしてあげている。彼が立ち直ったのにはある立派な会社の社長さんの励ましがあったからだ。
講演会を聞いて泣きそうになったのは、「ああ無情(レ・ミゼラブル)」のエピソードと全く同じエピソードを経験されたと聞いた時だ。
彼は今では刑務所のみならず、小中学校で講演会をしている。著書「あなたにもある逆転人生、そこから始めよう」にサインして貰った。
