明治大正昭和を生きた女性の伝記を読むのは好きだ。
今日読んだのはアイルランドの宣教師、アイリーン・ウェブスター・ スミスの伝記。
大正４年に来日して、明石で激動の時代を恵まれない女児を集めて育て、戦争直前の昭和１５年に送還される。
彼女は牧師をしている婚約者がいたが、５５歳にしてやっと一緒になれると思いきや、相手が死んだという知らせが届く。
戦後すぐ再来日。皇室の子ども達や戦犯の死刑囚や学生にキリストを伝えた。
彼女が戦前明石に作った女児園は明石人丸教会になった。戦後東京で学生を集めて伝道した家はお茶の水キリスト教会館になった。
