空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

朝日新聞の土曜版「ウ・ボイ」について。

今日の朝刊の土曜版にクロアチアのオペラについて書かれてあった。大正時代、神戸の酒屋で宴会をしていたハンガリーの兵士たちが歌っていたのが、「ウ・ボイ」。同じ店に関西学院大学グリークラブのメンバーがいて、歌を教えてもらって歌い始めた。皆最初はハンガリー語だと思っていた。
でも誰もどんな意味なのか知らなかった。歌詞がカタカナのまま印刷され、楽譜になって売られていた。
ところが、1980年代にクロアチアの歌である事が判明。歌詞にも意味があり、今まで出版されていたのは聞き取りの段階で間違いがあったことも判明。新しい正しい「ウ・ボイ」が出版された。
このとき資料を提供したのが、ミルナ・ポトコワツ・エンドリゲッティというクロアチア人。彼女は1994年内戦のさなかグリークラブ有志の招きで来日。私の家に数ヶ月ステイしていた。
彼女はリエカのオペラ座のバイオリン奏者であるが、大阪外大に留学していたので、日本語がうまく、日本文学の翻訳もしている。
彼女が言うには、「ウ・ボイ」はクロアチアでは日本で言う「忠臣蔵」みたいな存在のストーリーなのだそうだ。
彼女の名前が新聞に出ていたので、さっそくメールする。