空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

叔父、自宅で大往生。

病院が嫌いで末期がんのターミナルケアを自宅でしてもらっていた叔父(82)が夜中に亡くなった。
下の世話されるのをかたくなに拒否していたので、トイレに行こうと歩いて妻が抱きかかえている時倒れくずれてそのまま息を引取った。結婚51年、叔母は最後までよくがんばった。

叔母はすぐに医師に電話。24時間態勢なのですぐ来てくれ、死亡が確認。

午前5時に千里のマンションへ。葬儀屋が来て打ち合わせをしているところだった。出席者は叔母、その長男、僧侶、そして近所の人々。
「香典はどうされますか?」という質問に対し
「受け取ります。親父の遺言で、東日本大震災の被害者のために寄付したい、とのことです。訃報に書いて下さい。」と従弟。
叔父が生まれて初めて入院したのが今年の3月10日。震災の前日だった。

叔父の孫達は学校を休んで制服でやってきた。退屈しきっていたのでiPhoneを見せると兄妹で取り合いになる。
線香と弔問客のタバコの煙に息苦しくなったので、お昼には退散。