空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

えりーもの♪

隣人達と襟裳岬へ。非常に風が強かったが、先端まで頑張って歩く。

f:id:dollyosaka:20170816172358j:image先端はこういう岩だが、望遠鏡で見ると、

f:id:dollyosaka:20170816164625j:imageゼニガタアザラシがいっぱい。

f:id:dollyosaka:20170816164731j:imageシノリガモもいた。歌ではないが「何もない」わけではない。

さて、襟裳岬からは東に十勝の海岸が、f:id:dollyosaka:20170816164914j:image西に日高の海岸が見える。f:id:dollyosaka:20170816170401j:image

見てもわかるように、十勝の海は波が高く、日高の海は穏やかだった。

食堂では森進一のあの曲だけが、繰り返し流れていた。  6年前、3年前にも来て、今日で3回目だが、あの曲以外流れていた事は無い。

f:id:dollyosaka:20170816170753j:image襟裳岬名物ラーメン。

テーブルの上の魔法の粉(昆布の粉)をかけて食べるのは3度目。今日はついに買う。

様似町博物館とアポイ岳ジオパークに寄って帰る。

クマの肉

午前中あまりに良い天気なので、海岸をドライブして様似へ。

溶岩でできたという観音山展望台に登る。

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港の中央にあるエンルム岬に行って、階段を上がる。山頂はアイヌの砦跡。

f:id:dollyosaka:20170815203314j:image山の上から昆布が海の中でそよいでいるのがよく見えた。f:id:dollyosaka:20170815203448j:imagef:id:dollyosaka:20170815203513j:image

f:id:dollyosaka:20170815204150j:image様小裏の旧石切場

アポイ岳ジオパークビジターセンターとアポイ岳山荘を訪れ、帰宅。

 

昨日戴いたクマの肉を隣人といただく。

f:id:dollyosaka:20170815203722j:imagef:id:dollyosaka:20170815203725j:imagef:id:dollyosaka:20170815203727j:image塩と胡椒だけで柔らかく、とても美味しかった。

 

来客

ニャンカイさんが来られる。お墓まいりの後遠回りして遊びに来てくれたのだ。

通っていた小学校跡を見に行く。ランチして

f:id:dollyosaka:20170814193932j:imagef:id:dollyosaka:20170814193941j:imageルピナスの丘へ。f:id:dollyosaka:20170814234127j:imageJRAで馬を見学。

f:id:dollyosaka:20170814194210j:imageあかちゃん馬はまだおっぱいを飲んでいる。

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f:id:dollyosaka:20170814195633j:imagef:id:dollyosaka:20170814195639j:image

帰宅し隣人たちも交えてお茶。

元浦河教会と浦河教会

隣人Y本さんと自転車で元浦河教会へ行く。設立131年の歴史ある教会。最初の建物は札幌の北海道開拓村に移築されている。新しい会堂になった今も開拓者の子孫の方々が信仰を受け継いで、礼拝を守っておられる。つい最近改装されて、バリアフリーである。

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礼拝後「お茶の時間」。でもポットラックでランチだった。Y本さんは教会の礼拝は初めて。一緒に談笑。

午後はクルマで図書館に寄って、浦河教会へ行く。先日べてるの家を見学した時「2時から礼拝があるからね。会えるかなあ。」とメンバーに言われたのが心に残っていたからだ。

会堂に入ると満席だったが、先日お会いしたI さんが隣の席を空けてくれ、聖書と賛美歌を持って来た。彼は私の名前を憶えてた。いつも陽気なEちゃんも私を見て「来た〜」と嬉しそうに微笑んでくれて、胸がいっぱいになった。

礼拝はテーブルに輪になった形。

司会者が「説教は長いですが、最後まで聞けますように。」とお祈り。報告の時牧師さんが宗教法人について説明していると、司会者が「難しくてわからない。」と発言する一コマも。「ごめんね」という牧師さん。なんと正直で素晴らしい礼拝だろう。

病気や障害のせいで、教会の中で目立ってしまう人も、ここでは9割がべてるの家のメンバーだから、みんなが受け入れられる。

五味一牧師は引退後5年経って再び復職されたそうである。午前中元浦河教会でされたのと同じ聖書の箇所、説教題のメッセージを午後浦河教会で「べてるの家バージョン」でわかりやすく説教。

静内温泉

午前6時に目覚める。お迎えの車が来て、友人は道北へ去った。

図書館で山ほど本を借り、隣人お二人と静内温泉へ行く。新しい建物で、完全分煙。ナトリウム炭酸水素塩泉で、いいお湯。

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来客

昨夜より東京より来客二人。一人は道の駅で車中泊

一緒に食事し、町内観光。

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一斤950円もするパンを買い、JRAで馬を見学。

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ヒヒーンといななき暴れる仔馬を訓練する職員。

f:id:dollyosaka:20170811205054j:imageレストランでランチ。日替わりメニューはチキン南蛮にゆで卵のタルタルソースがかかっているもの。とても美味しかった。

f:id:dollyosaka:20170811205615j:image仔馬がペタンと座り込んでおしゃべり。

 

午後は、小顔マッサージをして貰う。私の顔はかなり小さくなったと思う。

うちで夕食を作ってもらい、もう一人の友人も来る。食後、再び道の駅に帰って行った。

べてるの家

精神障害者の生活とケアと働く場「べてるの家」を見学した。全国から来た100名の、生きづらさに問題を抱える方々がグループホームやシェアハウスをして生活している。f:id:dollyosaka:20170810144727j:image

 9時15分より、オリエンテーションが始まり、その日の体調や気分、何時まで働きたいかを報告する。作業は農業の手伝いやゴミ出しや昆布の袋詰め、手芸などだ。

その後SST当事者研究話し合いが行われ、問題を抱えている人が自分の気持ちを語って、みんなでどうすれば良いかを話し合い、シュミレーションして解決に導く、という事が行われた。

弱さを持った人が、同じ弱さを持った人の正直な気持ちを聞いて一緒に考える、素晴らしい話し合いだった。

途中事務机で口論が「爆発」したメンバーがいたが、慣れてる様子で「まあまあ」となだめるスタッフ。一度はダダッと窓へ駆け寄ったメンバー。国道に警察が来て誰かを職務質問したようだが、すぐ過ぎ去った。慣れてるのか誰も驚かない。

今まで大変だったろうなぁ!!

お昼は経営されているカフェで爆弾丼ランチをいただく。たまたま元浦河教会と浦河教会の兼牧をされている五味牧師が隣のテーブルにおられた。日曜礼拝は、荻伏の元浦河教会が10:30、浦河教会が2時だそうだ。

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この昆布のネーミングのユニークな事!f:id:dollyosaka:20170810144755j:image

一番売れている昆布はこれ。美味!

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ネットでも買える。

べてるの家を最初に始められた教会はこちらの旧会堂。f:id:dollyosaka:20170812123953j:image

 グループホームやセミナーハウスやシェアハウスも見せていただいた。

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このホームでは、投薬を全く受けていないメンバーを無農薬ならぬ「無脳薬」、少ししか受けてない人を「減脳薬」と呼ぶそうだ。またべてる基本用語として「お客さん」というのは人の行動にネガティブな思いを抱かせる認知や思考の事。「幻聴さん」は幻聴を嫌な声でなく親しみを込めてさん付けで呼んでいる。

メンバーが全員統合失調症なのかと言えばそうでなく、鬱の人も発達障害の人も他の障害を持つ人もいるのだそうである。

浦河町赤十字病院では3年前ついに入院病棟と外来が閉鎖され、退職されたドクターによってより地域に根ざした浦河ひがし町診療所が開設された。どうしても入院する必要がある人は別の町に行くそうだ。

べてるの家ではメンバーとスタッフは見分けがつきにくい。中にはメンバーがスタッフをしている事もある。

スタッフも30%は何らかの弱さを持っておられるとのこと。弱さを知らなければ、弱さを持った人の気持ちはわからない。

見学は、電話やネットで申し込んだ。資料代として2000円支払う。朝9時15分のミーティングから、午後のミーティングまで見学できる。

浦河町に来た方はオススメする。わざわざ浦河町に来てでも見学に行く価値はある。

目からウロコの1日だった。