空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

マイケル・J・フォックス「いつも上を向いて」を読む。

8年前に書かれた「ラッキーマン」の続編。彼の病状は進行性だから、前よりひどくなっているが、パーキンソン病のための財団のために、忙しくしているマイケル。同じ病気のモハメッド・アリや、「LIVESTRONG」のランス・アームストロングなどと交友を深めながら、信仰についても深く考え、家庭第一の彼は、ユダヤ人である奥さんと同じシナゴーグの信者になる。でも本当に納得のいく宗教にはまだ出会えていないとの事。911の時ハリウッドにいた彼は家族が心配なので車で2日かけて大陸を横断してニューヨークへ戻った、という。2人の警備会社の運転手に交代で運転してもらったというのはやはりお金持ちだから出来ることだ。
それにしてもこれを読んでつくづくジョージ・W・ブッシュはひどい大統領だったということだ。
パーキンソン病の治療にかかせない受精卵を使った研究に宗教的理由で認めなかったのだ。多くの凍結受精卵は数個使って後は捨てられるのに。「バラク・トゥー・ザ・フューチャー」と印刷されたTシャツを来て投票に言ったマイケル。彼の望みどおりの大統領になって本当に良かった。一日も長く生きて欲しい。

いつも上を向いて

いつも上を向いて