番組「猫のしっぽ、かえるの手」を観る。今は亡きターシャ・チューダーに代わってガーデニングのアイドルになったベニシアさんの故郷の家が映されていた。
彼女の生母は貴族の生まれ、実家は１２世紀から続くお城である。今は彼女の従弟が３０代目の当主。建物はナショナル・トラストが管理していた。
１０年前、たった一年間だけだったがイギリスのナショナル・トラストの会員だったことがある。英国の貴族の館でなって欲しいとオーナーから勧められたのだ。会員になるとお城や庭園の入館料の割引があるので、さっそく地図を貰い、それに従って車で旅を続けた。
ある村で迷子になり、偶然その村のお城の駐車場に入った。バラ園と看板があったので入ったら、そこはすごいお城だった。その館には敷地内に立派な教会と墓地があったので印象深かったのだが、ベニシアさんの家の敷地にも教会と墓地があって、先祖代々の人々が眠っている。いずれも日本でいうと鎌倉時代に建てられたお城だ。なんて古いものを大切にする人々なんだろう？
それにしてもベニシアさんはなんでまた日本の京都が気に入ったのだろう？せっせとガーデニングなさっているが、蚊にもさされることだろうし、純日本家屋だから冬だって相当寒いはずだ。
最初の写真はベニシアさんの幼年時代の家。Kedleston Hall
次の写真は２０００年夏に撮ったもの。シュードリー城。ヘンリー八世の最後の妻が葬られている。
