空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

叔父の葬儀と本家の当主。

一昨日亡くなった叔父の葬儀に参列。
彼はストリクトで理屈こき、周りの人を不愉快にさせる事も多かったが、嘘はつかないし根は親切だったので人は彼を信用した。役職にも名誉な事も縁がなかった人生だったが、ボランティアを長年続けて来たので、列席者は多かった。
サラリーマンだったしニュータウンに住んでいたが、先祖が山を越えて隣の県。「本家」の当主が葬式に列席、留焼香をした。この人は農業でコメを作っている元校長先生だ。
食事の際、向かいに座ったので「故人とどういうご関係ですか?」と尋ねたら、
「ハトコの子どもです。」と即答。私の驚いた様子を見てその人のイトコという人が家系図を持って来た。
江戸時代に生まれたある夫婦から、子や孫が生まれて増えていった。おびただしい数の名前が書かれている。確かに叔父とその方とは曾祖父同士が兄弟だ。
当主というのは何と言っても本家の長男なので、たとえハトコであろうと葬式では重要な役をするのだ。
それにしてもハトコの子、といったら殆ど赤の他人と言っても良いのではないか?
彼と村の人々、24人が葬儀の後も火葬、骨上げ、初七日につき合った。

毎日見舞ってくれた叔父のお友達も奥さまを連れて列席。骨上げまでつき合われた。