空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

2つの葬式。

4月にM兄が亡くなり教会で葬儀、今週亡くなった叔父は門徒代表だったので仏式での葬儀だった。
二人とも末期がんで闘病の末、亡くなった。そしてふたりとも亡くなる6日前に会った。
叔父は痛みはなかったものの、わめいたり文句言ったり大変機嫌が悪かった。頑固に自宅で死にたがったため、妻は看病をひとりで1ヶ月続けなければいけなかった。
M兄の場合は痛みもあったにもかかわらず教会のホームページについて1時間、時折「はっはっは」と笑いながらアドバイスされた。家族への感謝の言葉をパソコンに残しておられた。病院で最期を迎えたが、亡くなる数分前まで牧師夫妻に賛美歌をリクエストして歌ってもらっていた。
叔父の葬式の僧侶のお経のサンスクリットはさっぱりわからなかったが、最期の方に古文で唱えた言葉は少し理解出来た。「今日は元気でも明日は白骨になる。」という意味だ。全くその通りだ。暗くて悲しく、希望がない。どうしたら良いのか、と思ってしまう。
M兄の時は列席者で賛美歌を歌い、バイオリンの演奏を聴いた。「天国でまた会いましょう」という希望がわいてくる告別式だった。参列した人すべてにM兄の信仰や人生を理解してもらえたように思う。
「わたしはよみがえりです。命です。わたしを信じる者はたとい死んでも生きるのです。」(新約聖書ヨハネ11章25節)