ホイットニーヒューストンと言えば、グラミー賞にアカデミー賞も取ったセレブ中のセレブだ。美貌の上に誰よりも歌が上手い。でも結婚した相手が悪かった。夫ボビーブラウンには他の女に産ませて認知した子が4人もいる上に、ドメスティック・バイオレンスである。
ずいぶん前、あるコンサートのステージに自分の娘だけでなく、他の女に産ませた子供達までゾロゾロ上げて一緒に歌っていた時は、驚きで目を見張った。彼女は心が優しいんだなと思ったけど、そんなことでは浮気男の旦那に示しがつかないと怒りを覚えた。
自分に対しても他人に対してもNOと言えないと、依存症になってしまう。
アレサ・フランクリンはその点NOがはっきり言える女性だ。彼女はブルースブラザーズ２０００の撮影の頃、えらい太っていて、その後病気でコンサートをキャンセルしたり、健康不安がしんぱいされたが、不死鳥のように立ち直り、ダイエットに成功。更に婚約までした。６９歳である。さらに彼女は結婚式を取りやめた。
これで正しいか疑問に思った時、はっきりNOと言ったのである。
アレサ、偉い！
アメリカで生き続けるのは、はっきりNOと言える強さが必要だ。
ホイットニーは蚊弱く、アリサは図太かったんである。
