ドキュメンタリー映画。
パリ、アメリカ西海岸、京都、東京に別荘を持つフジコさん。それぞれに、ピアノがある。パリには猫も。
絵も描く才能があり、伯母が画家。
スウェーデン人の父はデザイナーだから、才能があった。
60代後半にブレイクしたフジコさん。
コンサートのチケットは完売、CDの売り上げは200万枚。クラシックミュージシャン個人ではダントツに売れている。
ピアノは同業者にはボロカスに言われているが、ピアノはお客が入ってCDが売れてなんぼである。
向かうところ敵なし。
去年軽井沢でウイーンにお住まいだった方と知り合った。お屋敷にはスタインウェイとベーゼンドルファーが置いてある。ウイーンに住んでいた時、フジコさんは、娘さんのベーゼンドルファーを弾かせて貰いに来ていたそうで、個人的に交流があるそうだ。
映画や著書には書かれていないが、セレブやお金持ちのお友だちがいて、会うべき会わないべきを上手に選択していると思う。
成功している人は、そういう賢い人なのだ。
彼女の絵、素晴らしい。