空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

求めよ、さらば与えられん。

住宅には鍋とヤカンがあったが、ほんの小さな穴があって、料理が出来ない。コンビニに頻繁に通う日々だった。

湯沸かしポットを留萌の教会でお借りして使わせて貰っていたが、ゆで卵が食べたいので、アルミ箔に包んで12分水の入ったマグカップに沈めてチンして作っていた。

事情を聞いて、町役場の方々が、学校で使っていた立派な鍋とヤカンを持って来てくださった。

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これで、オカズ三品が出来、麦茶も作れる。ありがたい。

マムシを見た、と言うと血清が診療所にあるとの事、ひと安心だ。

また、めんこい自主散歩犬の飼い主も役場で判明。

 

ダウンタウンに出た。

湧き水でペットボトルに水を汲み、図書館で4冊借りる。

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夜はコーラスの会10名の出席。寒くてセーターとコートを着て行く。伴奏。

 

三浦綾子「われ弱ければ 矢島楫子伝」

三浦綾子の矢島楫子伝は、すごく面白かった。明治の教育者、社会運動家の矢島楫子に興味があったからだ。徳富蘆花の叔母にあたる。彼女が始めた矯風会は1世紀以上経った今でも続いている。酒乱でDVの夫に殺されかけ、実家に逃げ帰るも針のむしろ。たまたま病気になった兄の看病で上京した時から人生が変わる。その時彼女は40歳だった。教育者としてのみならず廃娼運動にも力を注ぎ、89歳で船で渡米。ルーズベルト大統領に会っている。

 三浦綾子は女性の目から、彼女を好意的に書いている。そこが良い。