5年前北海道八雲町に滞在していた時、ある友人の紹介で吉田牧師が40分かけて会いに来て下さった。
吉田牧師夫妻は46年前、森町で開拓伝道を始めたが、最初は訪問伝道しても困難を極めた。
そこでキリスト教の保育園を開園。夫人の眞喜子先生が園長になり、地域社会に貢献。保育園の卒園生も教会学校にやって来るので、その子たちが成長し若い人が教会に集うようになったという。
蒔いた種が、実を結んだのだ。
吉田牧師の5人の子供はいずれも成人して地域社会や教会に貢献している。
子供が巣立ってからはご夫妻で里子も育てておられた。
海まで徒歩圏。吉田牧師は、時々晩御飯の魚を釣りに行くんだと言っていた。
気さくで正直、フレンドリーな人だった。
なんとお世話になっただろう!
一昨年70歳でリタイヤされ、老後の生活をせっかく楽しむ事が出来たのに、1年後ガンが見つかり、手術が出来ない場所だったので、無理な治療はせず、自宅で愛する家族に見守られながら今月3日に天に旅立った。
クリスチャントゥデイに、記事が載っている。
お葬式の挨拶文をあらかじめ書いておく事は、良いアイディアだと思う。