TV映画。
ピュリッツァー賞に輝いたアメリカの女流作家エリザベス・ストラウトの作品を映画にしたもの。
主人公オリーブは、気難しくて誰にも感謝しない皮肉屋の中学校教師。夫ヘンリーは薬局の経営をしている 善人で優しい人。
厳しすぎるオリーブのせいで夫や息子は傷つく。
でも本当は優しくて愛情あふれる人物なのだが、過去のトラウマなどでうまく表現できないので損をしている。
複雑な夫婦や親子の人間模様が、よく描かれている。
陰気くさい映画ではなく、爆笑シーンもある。
役者がうまい。
数多くの賞を受賞。
アマゾンプライムでみた。
映像も美しく、細部にこだわっている。
今年見た映画で1番面白かったかも。超お勧めだ。
メイン州は仕事やレジャーで数回訪れた事があるが、ロブスターが美味しい。
山道をドライブすると「ヘラジカ注意」の看板がある。
海岸沿いはボストンの富豪が別荘を建てているが、内陸部は森と湖の自然豊かな場所だが、暮らしは平均より貧しい。
北部はカナダのケベック州と国境で接していて、今もフランス系も約24%と多く、今もまだ日常語がフランス語という人も約4%住んでいる。
人口の白人率が全米で最も高い。
ニューイングランドなので、プリンスエドワード島と風景が似ている。
スティーブン・キングもこの州出身。