空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

最後の一匹を捕まえたものの.......

野良猫三兄弟の最後の一匹である茶トラを捕まえた。キャリーケースの扉に紐を結わえ、家の中まで引き入れておびき寄せて捕まえたのだ。
すごく簡単だった。なぜこの方法をもっと早く思いつかなかったのだろう。
茶トラを捕まえたものの、少し遅過ぎた。彼は母にも私の手にも追えなかった。まるで小さいライオンである。母のクローゼットまで逃げたが、最後はベッドの下にもぐり、てこでも動かなかった。母が軍手をして抱っこしたが引っ掻いて暴れた。
最終的に魚釣りの網で引き戸まで引きずり、庭に逃がした。
この大騒ぎでくるみが一緒に庭に出ようとしたので、母がきつく叱責。引き止めようと抱っこした私の腕を噛んだ。血が出た。
そのあとくるみの様子がおかしくなった。
声が出ないのである。出ても森進一のような声で「あ、ぁ〜」という。ニャーになっていない。
声が枯れてしまったようなのである。
仔猫たちはタフなので平気そうだったが、くるみは以外と繊細なのである。