目覚めて窓の外を見ると雪が積もっている。
「嘘でしょう？」
天気予報では今日の午後から雪だったはずだ。
吹雪の中荷物を全部運び出し、階段を持って降りる。
その間車はすっぽり雪に包まれてしまった。
新雪の上をそろそろ走り国道を北上。三笠で温泉「太古の湯」でランチ。
この温泉は星五つだ。
雪の中露天風呂に入る。
ちゃんと囲いもしている。
休憩室にはテレビ付きの椅子があり、ファーストクラスの椅子のようだ。
定山渓温泉評価トップの温泉よりずっと良い。
タオル大小館内着つき７８０円、浴槽はヒノキで出来ており天井が高い。
ランチは鮭イクラ親子丼６２０円。いくらは新鮮だった。
さらに北上しとある街の市役所へ。
手続きをして住宅を案内してもらう。
二階建てで５LDK。昭和４０年代に建てられたので、昭和の香りがする。
子供の頃泊まりに行った親戚の家に来たようだ。
今回ステイすることになった街では札幌のように「雑がみ」はない。
だが札幌のように黄色い有料ゴミ袋を買うだけでは済まない。
燃えるゴミ、燃えない、ゴミペットボトルと缶、生ごみそれぞれ色別であり、買いに行かないといけない。
またゴミステーションを使わせてくださる以上町内会長に挨拶に行かねばならず、今日行ったがお留守だったので明日行かねばならない。
さらにここには雪捨て場というのがある。
雪かきはこの街では明け方行われる。
除雪車が来たあと、市民は玄関前の雪かきをしないと雪が多過ぎて出られなくなる。そのためママさんダンプで除雪するのだが、雪捨て場に捨てないといけない。
ありがたいことに雪の分別はいらないようだ。
北海道は午後４時になったら急に日がくれるのだが、市役所職員があわてて「カーテン閉めないと外から見えますよ！」と教えに来てくれた。
し、親切や…そやかて荷物整理してただけやで、服脱いどったわけとちゃう。
