空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

「マダム・ド・マントノン」中島実穂著

フランスの王ルイ14世の後妻、マダム・ド・マントノンの伝記。

フランスで生まれ、カトリックだったがユグノー(プロテスタント)として西インド諸島の小さな島で育てられた。幼くして両親をなくし、親戚に育てられた彼女は、たまたま知り合った有名な劇作家と結婚、自宅のサロンでセレブと知り合う。 25歳で未亡人になった彼女は、国王の愛人の子供の養育係になる。控えめで謙遜、頭の良かった彼女は、国王の良き友人となり、王妃や愛人たちとも良い人間関係を作った。最終的に頭に王冠は載せられなかったが、秘密に国王と結婚した。彼女は尼僧院ではない女子教育の学校を作った。それは時代の先端を行くもので、功績を残した。
 
マダム・ド・マントノン―ルイ一四世と冠のない王妃
 

面白く読めた。歴史の勉強にもなる。 

 

 

マダム・ド・マントノン―ルイ一四世と冠のない王妃