有馬のGホテルへ。執事のようなホテルマンが飛んで来て案内してくれた。 ちょっとわかりにくいが、シャンデリアと絨毯が同じ模様。庭のあずまやのスイカズラが綺麗だった。
食前酒はノンアルコール。玉ねぎスープとお寿司を巻いている白菜の漬物は売店で売っていた。考えたな。
暑くも寒くもなくちょうど良かった。
このホテル、昭和の頃のコマーシャルソング「空気がうまい〜」は子供の頃から歌えたが、来たのは初めてだ。庭園も散策。
地下と9階の大浴場が使えた。タオルも化粧品もいっぱい置いてあった。売店には土産や食べ物だけでなく、中高年の女心をくすぐるような洋服、小物、アクセサリーなど豊富な商品が並んでいる。神戸やからちょっと洒落ている。
とりあえず牛肉時雨煮と炭酸せんべい、山椒ドレッシングを買う。
金泉は身を沈めると死海のように体が浮いて浮いてしかたがないお湯だ。バラ風呂はホワイトイオンのお湯に色とりどりのバラが浮いていた。香りが良くて嬉しくなった。仙台からという二人連れとおしゃべりする。
上等のお湯だったのでカカトがツルツルになった。
帰り際、さっきのホテルマンが「いかがでしたか?」と慇懃に尋ねて来た。「またお越しください」と丁寧にお辞儀。有馬温泉は高級ホテルが競合しているので、よくサービスが訓練されている。
「温泉は好きやない。」と公言している母は当然連れて行かなかったが、今日の話を聞いて「薔薇風呂なら入ってもいい」といい始めた。