空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

シーフードを食べに行く。

お葬式に参列するためリンにあるグレーターベツレヘムテンプルへ。ここは黒人系ペンテコステの教会だ。亡くなったフレッドさんは南部アリゾナ生まれで高校を出てから50年ボストン郊外のリンにずっと住んでいた。享年69歳。妻と4人の息子と4人の娘、お母さんは健在、3人の兄弟と3人の姉妹、がいる。その上ひとりの叔父と3人の叔母が健在だ。膨大な数の孫と甥や姪がいる。黒人の大家族だ。
私が会堂に入って行くとちょうど遺族が入ろうと並んでいた。葬儀社の女性が私に向かって、「ご遺族の方ですか?」と尋ねた。私はびっくりして「え?」と尋ね返した。遺族のひとりが「この人は違います」と答えた。見たらわからないだろうか。確かに今年の夏は少し日焼けしたかもしれないけど、私はどう見ても黒人じゃない。
葬儀は歌あり手拍子あり、景気の良い音楽中心であった。8人の子ども達は悲しそうだったが号泣はしていなかった。お父さんはどんな人だったのだろう。弔辞は2人の友人がした。驚いた事に最初の人は白人だった。30年来の親友だったと言う。黒人と白人の死ぬまで続く友情というのもあるのだ。
私はブラザーホワイトがアメージンググレースを歌ったのでその伴奏をした。私の行っている教会に来ている人に何人も会って挨拶をした。日本と違ってお葬式は白い服でもグレーでもいいようだ。ルドルフじいさんはうすピンクのスーツを着ていたが、これはいかんのと違うか、と思ったけど、誰も気に留めていないようだった。
午後からHちゃんとドライブしてクーリッジのピートコーヒーでお茶をする。
その後バークリーの友達とコープリーのシーフードレストラン「スキップジャック」へ。ボルケーノロール(火山巻き)というお寿司を食ご馳走になる。帰宅するとサッちゃんがケリーと来ていた。久しぶりに日本から来てくれたのだ。嬉しい。