教会と老人ホームでピアノを弾く

５時起床。金剛バプテストキリスト教会の第一礼拝で、ピアノ奏楽の奉仕をする。礼拝時間は１時間弱。黒人教会の３分の１である。
午後から老人ホームへ。牧師夫人の司会による音楽の集いに参加。ピアノで茶摘み、幸せなら手を叩こう、ふるさとを伴奏、Y子さんのバイオリンの伴奏で荒城の月を演奏する。
子供達が弦楽器でアンサンブルをして、いい雰囲気だった。大勢の女性と２人の男性が来ておられた。アメリカの老人ホームと比べて思うのは、日本の入居者は、地味である、ということか。誰もネックレスもイヤリングもして来ないし、マニキュアも塗って来ない。アメリカのお婆ちゃん達は皆している。
帰りはY子さんと一緒にバスに乗って帰る。彼女は音楽療法の大学のクラスを取っているので、その話題になる。アメリカだとプロのミュージシャンには必ず報酬があるが、日本だと大抵ボランティアになってしまうということ。ミュージシャンは皆高い授業料を払って音大を出ているんだから、何時もボランティアというのは、おかしい。なんとか自立していけるように、芸術家に報酬をもらえるようなしくみに、なってほしい。
今回の帰国で会えなかった従姉から宅配が届く。なんとローラアシュレーの化粧ボーチである。今回行く前にローラアシュレーのポーチが破けてしまって捨てたところだったので、驚いた。すごいタイミングだ。化粧道具はビニール袋にジッパーのついた使い捨てに入れて来たので、さっそく入れ替えて使うとしよう。こういうのを持つと、レディになったような気がする。
森鴎外の「舞姫」の映画を観る。音楽と主演女優以外はとても良かった。郷ひろみのドイツ語には驚いた。

舞姫 [VHS]