空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

マルコの家で夕食。

初めてイタリア人の家を訪問。マルコのマンマの家だ。
マルコのマンマが夕食を作って下さった。と言っても突然行く事になったため、「あり合わせのもの」を台所でささっと作っていただいたが、大変おいしかった。
まず分度器できっちり測ったグラットーニという米粒より小さい大きさのパスタを、ブロースト(チキンスープ)にを入れ、でかいチーズをすりこぎでゴシゴシすり入れたもの。次にフィノッキオという今まで食べたことの無い野菜の漬け物(初めての食べものだから十字を切れ、と言われた)にパルメザンとサルシッチャ・セッカというサラミソーセージのような乾燥した肉を切って一緒に頂き、誕生日だというのでロウソクを手作りのパイの上に立てて「願い事をして!」と言われて吹き消した。
マルコのマンマはマテーラの近くのグラビーナという街の出身だということで、彼女の故郷とバーリとでは少しパンが違うの、と言われた。さすが伝統ある国。地方によって食べものが違うのである。
「誕生日祝いに」とベルトにもスカーフにもなる、若いイタリア人の女の子が皆今している、という布を下さった。マンマは私が「若い女の子」の部類に属している、と思っておられる。
イタリア映画をリビングで観る。その間マンマはバルコニーから洗濯物を取り入れ、大学の授業の準備をし、忙しくされていた。やさしいイタリアのマンマ。
良い誕生日だったか?とマルコ。もちろんやよ、と答える。