空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ミラノからバーリへ。

一週間過ごしたミラノを後にし、アリタリア航空でバーリへ飛ぶ。往復68ユーロだ。
マルコが日産のハッチバックで迎えに来てくれた。今日のバーリは快晴で気温は23度。半袖でも平気である。
ホテルに荷物を置いて、歩いて駅前から旧市街へ。
とてもにぎやかでおしゃれなお店のいっぱいある街だ。空港も駅も新しくてきれい。
旧市街はアドレア海の港に面していて、石造りですごく古めかしい。サンタクロースのもとになった聖ニコラスを祭るセント・ニコラス教会へ行くと、地下で礼拝をしていた。その昔トルコで取って来た骨を祭っているのだという。11世紀の建立だそうだ。
マルコは「ここに今まで来たことない。」とどこかで聞いたことのあるセリフを言っていた。彼もまた外国のお客を迎えるために行った事の無い名所に連れていってくれたのである。
ここはとにかく渋いところだ。歩いているとお城がいきなり出て来るし、大聖堂もとても立派だ。
暗くなっても店が開いている。理由は昼休みが長いからだそうだ。夏の暑い時は5時まで昼休みを取るらしい。暗くなっても子どもたちは広場でサッカーをしている。犬も放し飼い。魚屋がトラックで売りに来て、近所の人々が集まって買う交渉をしている。
マルコは500m歩くごとに買い食いする。最初はフォカッチャ、次に何かの天ぷら、その次に巨大なアイスクリーム。マルコを9年前から知っているが、年々太って来るわけである。
お店のモニターでサッカーゲームを見ながらご飯を食べる、というので一緒に行く。友達アントニオを呼びつける。彼は建築家。イタリアのマフィアの話をしてくれた。政治とマフィアとの癒着や4つの拠点について教えてもらう。
マルコとアントニオは中学からの友達。机も隣同士だったそう。先生の物まねをするので、笑い転げる。