空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

音楽事務所の経営者に会う

最近上手く行かない事と、将来に希望が持てるような事が両方一度にやって来る。
がっかりしたり、わくわくしたり、ボストンの気温と同じで変動が激しいから受け止める方は身体も心も丈夫でないと行けない。
朝からデーターベースの打ち合わせと書類の整理。労働局に会社用ソーシャルセキュリティナンバーを申請する書類を郵送するように会計士に言われたので、作成。封筒に切手も貼り、住所はどこなのかホームページで調べたら電話番号が載っていたので、念のため電話して聞く。すると、「電話でも受け付けるよ」というではないか。しかもサインも私の個人用ソーシャルセキュリティナンバーの本人確認もしなかった。恐ろしい国だ。果たして登録は電話一本ですませられた。
ある会社で広告代理店を紹介してもらったので電話したら「来週会ってもいいかも」と言う話になる。
これに気を良くした私たちは今度は別の広告代理店にも電話。その会社はホームページを持っていないので不思議だなと思ってたら、何とそこの社長は大成功をおさめた広告業者で、「これ以上お金がいらない」からケープコッドとハワイに邸宅を購入、夏はケープに、冬はハワイに住んでるらしい。彼はRちゃんの「声と話し方が気に入った」らしい.....実はこの人の住むプロビンスタウンは有名なゲイの人々の住む街なのだ。ちょっとあやしい。でも彼は私たちにいっぱい情報を提供してくれた。誰とでも知り合いになって、そのつながりで商売は広がって行くものなのだ。素晴らしい事だと思う。
ドーンは一日中バンドリハーサルの部屋を予約する事に追われていた。どこも満員で、ついに彼女はフォーダムロードの練習場まで電車で来て予約しようとしたがここも駄目だった。うちの近くまで来たので、寄って行ってくれる。一緒におやつを食べる。
仕事が終わってエリオットホテルの前で音楽事務所の経営者に会う。一度会った事のあるイタリア人で、年間200くらいのギグ(演奏の仕事)を取り扱っている。バンドのCDと写真を渡す。えらく気に入ってくれた。仕事を紹介してあげようという。うれしい。
N子さんを乗せてバプテスト教会のゴスペル聖歌隊のリハーサルへ。なんと来週の日曜4時から大きいゴスペル集会があり、来てくれと言う。ブレイクと日本語教会のBBQパーテイに行く予定だったので残念だ。今日はなぜかクワイヤーのメンバーが燃えていて2時間も練習した!
私はその後急いでバークリーへ。新しいドラムのデイビッドが来てくれた。彼のコネでアンサンブルルームが満員であるにもかかわらず、一つ部屋を用意してもらった。でも残念なことに肝心のドーンがいない。ボーイフレンドに聞いても私たちの練習にいってるはずだというし、探しまわるが諦めて練習を始める。途中でゴスペル歌手トロイが来る。「先週またおいでね、」と言ったから来たのだ。かわいいところがある。イサックはユダヤの「Kippur Day」でギターをひいてはならない日なのだそうで、来れなかった。当日になって言わんともっと早う言えんか。
デイビッドとブレイクは同じ種類に属するアメリカ人で、毎日聖書を読み、女性が困っていたら手助けし、誰にたいしても大変親切で、スモールトーキング(他愛も無い世間話)をするタイプ。彼らは初対面だったがすぐに仲良くなっていた。1日中ずっとしゃべりまくっているブレイクは演奏中はさすがに黙っていたが、顔の表情だけで「間違えたろ?」「変な和音だ」と言ってるのでおかしくて仕方がなかった。楽しい練習だった。帰宅は1時前、それから夕食(チキンの蒸し焼き)を作って食べた。