空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

新年礼拝

黒人教会へ。3日連続で教会でピアノを弾かせていただいている。少し疲れ気味だ。でも会衆は満員で元気いっぱいだ。今日の聖書の箇所はヨブ記である。マティが私の日本語の聖書を取ってくれる。ここの教会は週報(礼拝プログラム)に賛美歌の番号はおろか聖書の箇所も書いていないので、言われたらすぐ自分で開けなければいけないのだが、ヨブの事をジョブと発音するため、最初「ジョン」かと勘違いしてヨハネによる福音書や第一ヨハネを開け、おかしいのでヨナ書をあけていると、聖書の朗読が始まった。聞くとこれはヨブ記だと判明。やっと開ける事が出来たら朗読が終わっていた。ピアノの前でそれをやっていたから、きっと人々はハラハラしてくれただろうと思う。
ヨブは天災や強盗にあって子供全部と財産全部を失い、そのうえ悪性の腫瘍で床につき妻や3人の友人が病床の枕元で「もう神様なんてのろったらどう?」というのである。でも彼は正しい人であったのそうしなかった。「私は裸で生まれてて来た。死ぬ時は裸で帰ろう。主は与え、主は取られる。主の皆はほむべきかな」と言うのだ。とその結果、かれの病気は全快し、財産は前の2倍になり、子供も10人与えられ、そのうちの3人の娘はそろって国一番の美人になり、彼自身天寿を全うするのである。
ケリー牧師は困難があった時はヨブ記を読んでください、彼から学べますとおっしゃる。この話紀元前の話だけどものすごくリアルだ。津波で死んだ人は非常に多い。人ごとではない話だ。
すべてを失っても神様を信じ続けられるかなと思う。そうありたいとも。
今日は聖餐式なので皆白いドレスと帽子だった。パールが膝の手術を終えて退院して来ていた。3回ハグする。クリスマス前に買ったオリンパスのICレコーダーで歌を採取する。毎週CDに焼いているのだ。ゴスペルのファイルを作り、いつか採譜して公表したい。