本来なら２ヶ月かかる予定だったビザの承認書が、お金を余分に払ったら、あっという間に来た。３年前はイチャモンをつけられて確か８ヶ月かかった。世の中役所と言えど、お金で動くのだ。この大事な書類はフェデックスという宅配で来た。チャイムを鳴らすのでドアを開けると、うちの玄関の前に届け物を放ったまま、トラックは過ぎ去った後だった。４０００ドルもかけた大事な書類だというのに、無くなったらすごく困る。友人Ａ子さんのビザの書類が隣のアパートに配達され、10日間置きっぱなしになっていた、という話を知っているのでさほど驚かなかったが、日本じゃ考えられない「いいかげんな」アメリカの一面だ。
