空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

上原ひろみさんのコンサート

歩いてシンフォニーホールへ。友人Y.U.Mの招待券で、上原ひろみさんのコンサートを鑑賞。大阪センチュリー・オーケストラとの共演。指揮者はロッセン・ゲルゴフ。
彼女の演奏はたとえ耳が聞こえない人でも見ていて感動するだろう。どんなピアニストのどんなソリストよりオリジナリティとバイタリティがある。
彼女は半分立って演奏する。また鍵盤だけでなく、グランドピアノの中の弦をかき鳴らす。とにかくエネルギッシュでお客さんを楽しませ、感動させる。
オーケストラはピアニストの彼女の音楽について行けていなかったが、最後の曲は特に難しかったので自主練を励んでおられた様子だった。
オーケストラ譜はすべて彼女がアレンジしたもの。オリジナル曲がほとんどだった。
演奏が終わったら観客は総立ち。割れんばかりのアンコールが続き、3曲もサービスで演奏してくれた。
音楽をする人は彼女の演奏会が近くで催される時、絶対のがしてはいけない。滅多にいない天才である。ヤマハの教室で習った子ども達の頂点といえよう。
友人がマエストロの知り合いなので、楽屋に入れてもらう。ひろみさんに、バークリーの前で一度お話したことがあるのよ、というと「スタバで?」と彼女。憶えてくれていたので、とても嬉しかった。あの時は彼女はクリスティーンと一緒だった。クリスティーンはシンガーだが、学内コンサートで彼女の伴奏をひろみさんがすると、満席になった上廊下まで人があふれた。大変有名だったのだ。
ひろみさんのご両親にお目にかかる。ひろみさんは赤いドレスに赤いスニーカーを履いていたので、「ニューヨークで買ったの?かわいいね」というと、デザイナーをしているご主人様の作品だそうだ。
指揮者の巨匠ロッセン・ゲルゴフは非常に丁寧でフレンドリーな方。奥さまとウイーンに居住。かわいい赤ちゃんがいて写真を見せて下さった。
奥さまのお母さんも来られていてお話しする。
打ち上げに誘われたが、店の前まで行って11時だったので失礼する。