札幌市のゴミの出し方のルールは、とても細かい。
有料のゴミは、燃やせるゴミと燃やせないゴミに分けられ、黄色いゴミ袋をスーパーで買わないと行けない。週に2回集めに来る。紅茶のパックはしっかりしぼり、野菜くずは乾かしてから捨てるように、とガイドブック。
燃やせるゴミ、とは台所ゴミの事だ。使い捨てカイロや食用油も捨ててもいい。だが、紙は汚れていないものは、出しては行けない。
汚れていない紙で、新聞や雑誌以外はすべて「雑がみ」と呼ばれ、雑がみの日に出さないと行けない。牛乳パック、レシート、包装紙、紙カップなどだ。
プラスティックゴミは「ぷら」という印のついているものだ。ついてない製品プラスティックゴミは燃やせるゴミの日に出す。
50センチを超える枝、葉っぱ、草は月一回の収集日に集められるが、それより小さいものは「燃えるゴミ」になる。
ガイドブックは結構分厚く、あまりにややこしいので、事典まである。
札幌市民になるのは、北大に入るのよりむずかしいのとちゃうか、と思う。
最近ではスーパーで商品を買う前に、「これは紙をはがして雑がみの日に出し、袋はプラスティックの日で中身は残れば生ゴミ....」と考えてしまう。