宿をチェックアウト。
すぐの場所にある、田川市石炭歴史博物館へ。辛い労働だったし、通貨の代わりに売店で使える引換券を支給されていた。これは長島愛生園と同じ仕組みだ。こういった長い歴史の炭鉱について学び、2階に展示されているユネスコ世界記憶遺産の山本久兵衛のコレクションを見た。素晴らしい記録絵の数々だった。炭鉱布の像の後ろに見えるのはボタ山(ずりやま)。結構高い。
ここは炭坑節の発祥地でもある。
思わず口ずさむ。
田川市から飯塚市へ移動。
炭鉱王伊藤田右衛門のお屋敷を見に行く。子供連れの若い観光客でいっぱいだった。
敷地は2100坪。庭園は国指定名勝。
東京から嫁いだハイカラな白蓮の希望で作らせた水洗トイレ。九州第一号だそうだ。
やはり目玉は白蓮さん。村岡花子へ書いた手紙も紹介されていた。
ミニチュア百人一首。
炭鉱の博物館に行った後だったので、人々を奴隷のように働かせて儲けた金で贅沢したんだなと感じた。
佐賀県吉野ヶ里へ移動。
1時間観光する時間をとっていたのに、食堂がすごいことになっていて、待って待って観光できなくなってしまった。埴輪の装束の女性にイメージキャラクターと写真を撮ってもらった。
長崎空港より、大阪へ戻る。
空港では手を振ってもらえた。
家に着くと真っ暗。LINEしたのに母は気づかなかった。