7:02の特急りんかん2号で
大阪市内へ。
叔母の手術は9:00から行われた。叔母の息子が駆けつけ、ストレッチャーで手術室に運ばれる彼女に向かって「痛いで〜」と呼びかけた。全く励ましになっていない。手術が始まる前に彼は会社に戻った。家族控え室には手術が終わるのを待っている患者の家族が10数名いた。1時間40分後に放送で名前が呼ばれた。私は執刀医から9個の小さいケースに入れられた摘出物を見せられ、説明を受けた。転移癌ではなく、心配いらない、と医師。「癌の予防にはBCGを使います。」と言う。
結核予防薬のBCGと同じ薬が膀胱癌に最も有効だそうだ。BCGと言えば昭和の頃、ハンコ型注射を受けた記憶がある。
知らなかったなあ!
叔母はとても手術を受けたばかりと思えない程元気で、麻酔が取れても痛みも熱もなく血圧も正常。50年前受けた盲腸の手術より楽だったそうだ。
昼過ぎに再び病院に来た叔母の長男が、難波でランチをおごってくれた。