空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

バーニー/みんなが愛した殺人者 Bernie(2011)

実話に基づいたストーリー。

テキサスのカーセージという田舎に、バーニー(ジャックブラック)という人々から愛されているクリスチャンの葬儀屋ディレクターがいた。毎週教会に通い、人々に役に立てることなら何でも惜しげなくする親切な男だった。

ある日石油会社社長で銀行家が死亡、未亡人(シャーリーマクレーン)が残された。彼女は富豪なのにケチで意地悪なので町の人方鬼婆と呼ばれ、町中からも子や孫からも嫌われていた。

ところがバーニーは未亡人にも親切にした。未亡人はバーニーを気に入り、旅行に連れて行き、遺言で彼に財産を譲ると書き換える。だが鬼婆の拘束と嫉妬に耐えきれなくなり、思わず背中から射殺してしまう。

9ヶ月間遺体を冷凍庫に隠したバーニーは、未亡人のお金で気前よく町の人々に振る舞う。だがある日遺体が発見され、バーニーは逮捕され自供する。

ところが検察官(マシューマコノヒー) があまりに街の人たちが殺人犯バーニーを愛して無罪にするよう嘆願するので、陪審員が公正な裁判ができないと考え、 77キロ離れた別の街で裁判をすることになった。

その結果、バーニーは有罪で無期懲役となった。

服役してもバーニーは刑務所の聖歌隊の指揮をしたり、料理教室や手芸をして人の役に立つよう努力している。

 

犯人がいくら人から愛され殺された人が嫌われ者でも、殺人は罪だ。

でも米国にはもっと凶悪な銃によるサイコ殺人があるように思う。

 

バーニーの今は模範囚なので仮釈放されて、ガレージの二階に住んでいるそうだが、この映画は観ていないそうだ。

 

この映画で主人公を演じたジャックブラックは歌が上手く、ゴールデングローブ賞を取った。