パリ同時多発テロ事件のドキュメンタリーを見る。
なかなか見ごたえのある感動的なドキュメンタリーだった。
2015年11月年前起こった、恐ろしい事件。自爆テロと自動小銃による虐殺事件だ。
ドキュメンタリーはその時その場にいた生存者、人質、消防士、レスキュー隊、大統領、パリ市長などの体験談で構成されている。
恐怖と悲惨そのものの事件だったが、その中で人々の優しさや勇気や愛、思いやりがあった。
印象的だったのは、コンサート会場の89人もの遺体の山のあちこちから携帯の着信音が聞こえ、着信画面にパパやママの名前が映し出されているのが見えたが、どうすることもできず、でも心配してる家族がいると言う事が分かったと話す救助隊のコメント。
人質に、若いけど 2人娘のいるおばちゃんな人がいて、殺される寸前だったけど
「こんなバカに殺されてたまるか。私は助かる。」と自分に言い聞かせ、無事助け出されて4日仕事を休んだけど、すぐ仕事に戻ったそうだ。「妻はドイツの戦車のように強いのです。」とコメントする夫。
テロリストに銃を向けられて人質になり「ああ気を失いそう」という夫に
「今日はやめて」と隣の妻に言われて気丈に頑張ったという夫。
こんな時に、ユーモアがあるなぁ。
それにしても、フランス人は物事を表現するのが西洋絵画のように彩り豊か。
フランスは中東で戦争始めていたので、このテロ事件もその一部と言えよう。
日本も時々テロ事件があるが、同じような事件が起こらないよう、よその戦争と関わらないようにしてほしいと思う。
郵便局とスーパーとガソリンスタンドへ出かける。