北米に住む30万人いるアーミッシュ。電話もテレビも車も電気も使わない、伝統を守って暮らしている。
辞めた人のインタビューをみた。敬虔なキリスト教である彼らは、アーミッシュでないと天国に行けないと信じているそうだ。
そのため、18歳になった子供がアーミッシュから出て行くと告げると親や家族は嘆く。「天国へ行けない」と思うからだ。
ある人は両親に絶交を言い渡され、25年ぶりに実家に招待されて帰ったら別の小さいテーブルで食事が出されたそうだ。
アーミッシュを辞めた人は計り知れない孤独を味わう。8年生(中2)までしか教育も受けておらず、外界を知らずに育ったので世間も知らない。
でも、ある元アーミッシュの人がアーミッシュでない教会に行って、良い行いではなくキリストを信じるだけで天国に行ける、と教えられてショックを受けた。
今ではアーミッシュに「福音伝道」しているそうだ。
ペンシルベニアのメノナイトの大会に出席された日本人に写真を見せて貰った事があるが、ボンネットにプレーンドレスの「あの格好」をしている人もその中に写っていた。私もハーバード・スクエアで「あの格好」の人々の集団を見た事がある。
どの格好をしてもアメリカは自由な国なので構わないと思うが、赤ちゃんからおばあさんまで同じデザインの服と言うのは、少数民族のように感じる。
All things about Amishより。