空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

叔母takenokobabaの人生

1933年9月4日大阪市で父晃三、母ひでの元に生まれる。まだ1歳の時母死去。父一人では子供二人の面倒は見れないので、名古屋市から祖母ぎん叔母一子が引っ越してくる。

兄健三と同じ赤橋幼稚園に入園したが、「おばあちゃん」と毎日泣きわめいたので退園、松虫幼稚園に転園。こちらの方は彼女の性に合った。

晴明ヶ丘小学校に入学したが、2年の時祖母死去。叔母に養育される。

小学校高学年の時縁故疎開でひとり五條市の山奥の農家にホームステイ。毎日5キロの道のりを歩いて学校へ通う。小学校6年の時終戦を迎え帰阪。

東大谷女学校、高校、短大を出て、家でピアノを教える。

1959年お見合いで泰男氏と結婚、西宮市夙川、豊中市庄内と転居し、吹田市津雲台の公団住宅に入居、結婚9年目に長男幸男が授かる。

豊中市千里中央近くの分譲マンションに転居。夫と共にボーイスカウトの世話、防犯委員、更生保護女性会、地域活動のボランティアに積極的に参加。

2011年に夫に先立たれたが、マンションの植木の水やり、ご近所付き合いを活発に行う。

高校生の孫二人が、生きがいであった。趣味は編み物、手芸、パソコンで、入院する前日までブログをつけていた。

http://takenokobaba.hatenablog.com/

2016年膀胱癌と診断され全摘手術を受けたが、7月13日ストーマ交換の際感染症になり、最終的に肺炎で8月12日逝去。享年82歳。

f:id:dollyosaka:20160813154328j:image昨年10月舞鶴に向かうフェリーのデッキで。

 

聖書を読んで今日感じたこと

「孫たちは老人の冠」(箴言17:6より)

叔母と旅行している時、3分に1回、孫の話をしていた。孫たちは彼女の喜びと誇りだった。

やっぱ好きやねん

車のない生活を三週間している。JR環状線はドアが閉まる際プラットホームに流れる音楽が、駅によって違うようだ。

大阪駅は「やっぱ好きやねん」のサビの冒頭4小節、森ノ宮駅は「森のくまさん」のおわり4小説だ。

私のお気に入りは鶴橋駅のだが、なんの曲だろう。頭にこびりつくスイス民謡みたいなメロディだ。

 

午後3:30に叔母をお見舞いに市岡裕子さんが来てくれた。7月16日に豊中で行われた「社会を明るくする運動」の講演会を、とても楽しみにしていたからだ。彼女がゲストスピーカーだったのだ。叔母は彼女が大好きだった。

みんなが自由にお見舞いに来れる病室に、ICUから叔母を移そうと計画中だったが、リスクも大きく、「やめといたら」という裕子さんの一声で、中止となった。

低血圧ながら、よく寝ている叔母を後にし、病院の隣のロイホへお茶しに行く。

 

富田林に帰宅後、午後7:10 叔母の心臓が止まったと連絡を受ける。

 

今日読んだ聖書の言葉でふと感じた事

「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。 わたしの父の家には、すまいがたくさんある。(ヨハネ14:2より)」

市岡さんが最期を迎えた叔母に励ましてくれた箇所だ。今にも旅立つ病人には、慰められるみことばだ。聞こえていたろうか。

昭和の広告

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どの広告も手作りっぽくて味わいがある。

ファンタは定番のジュースだったが、体には良くなかったろうな。

炊飯器の左にあるボトルと右にあるボールはなんだろう?

ウルトラバンドは、家にあったような気がする。

聖書を読んで今日思った事

「いつも、塩で味つけられた、やさしい言葉を使いなさい。」(コロサイ人への手紙 4:6より)

料理と言葉は、その人のセンスが表されると思う。余計な味をつけると、素材がまずくなるんじゃないかな。と同時に余計な言葉を使うと、気まずくなるのでは。

トラブルと遅れ続きの電車

大阪の病院へ。叔母は頑張っていて、血圧も78/33で安定している。いとこは昨夜は病院に泊まったようだ。

 

帰り、沿線火災で環状線の外回りが50分遅れていた。やっとの思いで新今宮に到着すると、人身事故で南海高野線が不通。遅れて来た急行は満員。でも電車内でポケモンを16個ゲットした。

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今日の感謝

 病院の事務員さんが7月分の請求書を持って来た。13日よりICUにいる叔母の 17日分の検査や薬や治療費がたとえ1割でもたった5万円というのは、すごい。日本に住んでいて感謝だと心から思った。

聖書を読んで感じた事

「神がキリストにあってあなたがたをゆるして下さったように、あなたがたも互にゆるし合いなさい。」
‭‭エペソ人への手紙‬ ‭4:32‬

心の病になる原因のひとつに「誰かが自分にした事を許さない事」と読んだことがある。恨みつらみの黒いドロドロを消しゴムのように消すのは許すしかないのだな。

金メダル

午前中に電話があり、叔母の血圧がかなり下がっているという事で、急いで森ノ宮の病院へ。叔母は口を閉じて、静かに熟睡していた。血圧は46ぐらいになる。「息子さんはいつ来られるのですか?」と会う人会う人に尋ねられた。

亡き叔父の親戚、叔母の親友、叔母の息子家族、息子の奥さんの両親も来た。

 

いとこが浮腫んだ腕をさすると、血圧が80ぐらいに上がってくる。

薬がよく効いていて、

「日本が金メダル取ったよ。」

と言っても、反応なし。今日は本当によく寝ている。

 

夕方、帰宅。叔母は子供や孫たちがそばについている。

 

今日の感謝

一緒に行く予定だった友人が、無事に北海道に着いて、どうやら一人旅を楽しんでいるらしい事。

 

今日読んで感じた聖書

「あなたがたのうちのだれも、人殺し、盗人、悪を行う者、みだりに他人に干渉する者として苦しみを受けるようなことがあってはなりません。(第一ペテロ4:15)」

私は過干渉気味の傾向があるけど、それって人殺し、盗人、悪を行う者と同レベルなのか。今まで気づかなかったな。自重しよう。

微笑んだ叔母

サウナのような日。

叔母を見舞う。高熱。

来たのが嬉しいのか微笑んだ。

天皇陛下がテレビでこれから国民にお話ししはるんよ。同じ歳やったね。」

というと、頷く。

 

代理のドクターや看護師さんたちと面談。

レントゲンやCTを見せて貰う。素人が見てもシリアスだとわかる。

いとこは、モルヒネ睡眠薬で苦痛をなくすセデーション治療を希望する。

 

明日の飛行機を変更すると決める。

私の車だけ、涼しい北海道でお盆を過ごす事に。

 

いとこと病院の許可を得て、教会の中西牧師に来て貰う。猛暑の中背広とネクタイで来て下さった。セデーション治療に入ってぐっすり寝ている叔母に話しかけ、握手して励まし慰め、福音を伝え、お祈りして下さった。教会の祈り会では叔母のためにずっと祈られていた。

耳は聞こえていたのだろうか?

 

今日の感謝

しんどそうだったのに、微笑み、今は気持ちよさそうによく眠っている叔母。

 

今日読んで感じた聖書 (今日から)

「天の下では、何事にも定まった時期があり、
 すべての営みには時がある。
 生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。」

(伝道者の書3:1-2)

 生まれるのも死ぬのも、神様の定められた時があるのだな。

礼拝と昼寝

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タクシーで教会の礼拝に出席。ピアノと録音を担当。録音しようとスタンバイしてると、私がピアノを弾くのを忘れていると勘違いしたオルガン奏者が名前を呼んだ。

今日も猛暑日。午後は昼寝。

叔母、昨日よりまた熱が上がったようだ。可哀想である。