空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

自動車免許試験、すったもんだの末のやっと合格

自動車免許の筆記試験はチャイナタウンで受けた。20年の運転暦のある私は自身過剰で、無料でもらったマサチューセッツ州自動車運転規則の教科書をろくに読まなかったので、日本語で受けたのにもかかわらず2回落ちた。日本の交通法規と微妙に違う事(たとえば踏切一旦停止、こちらでは徐行が正しい)、問題の日本語が奇妙だった事、そしてDrKazu.comを知らなかったことが原因のよう。ある日このサイトを知り、読んで予習し3回目を受けに行き、やっと仮免許証を手にする事が出来た。
次に路上テストだが、電話で予約した時、ショーンと名乗る妙に日本語を使う馴れ馴れしいオペレーターが応じた。1月17日のケンブリッジと1月31日のウォータータウンとどちらがいいか?と聞かれたので私は1月17日のケンブリッジと答えた。電話をきる前にもう一度確認し、切った。1月17日、ケンブリッジ・アモイの試験場所へ行った。試験管に名乗ると受験者のリストに私の名前は無いと言われた。そしてケンブリッジは後一ケ所あるので行くように言われ、地図で探して行き、やっとの事でたどりつき試験管に会ったのですが、彼のリストにも私の名前は無い。問い合わせようにも彼等はコンピューターも電話もなく、帰宅してもう一度電話予約したところへ電話したところ、なんと1月31日のウォータータウンに予約されているというではないか。こういう腹の立つ事務ミスはボストンに来てから何度も経験させられたが、飛行機の予約のようにリ・コンファームするべきだった。
すったもんだの末路上試験の日を迎えた。まず車をウォータータウンモールの駐車場に入れ、RMV に入ってベンチで待っていると、ゲイっぽい白人警官の試験管が受付の横に来て「ロード・テスト!」と呼んた。黄色い用紙と仮免許証を見せると、「車をこの建物の後ろにまわして、パトカーの後ろの車の列に停めて待つように」と言い、言われた通りにした。私の順番が来たら、さっきの警官が歩いてきて「エンジンをかけて、クラクションをならして」と言ったので言われた通りにしたら、今度は助手席に乗ってきた。「英語ははなせるか?何語を話す?」「日本語」と答えたら、彼はいきなり日本語で「マッスグー」と言った。モールからArsenal.Stを左折、次の信号で左折、モールの裏の道を再び左折して、元の位置に戻る。その間試験管は「ヒダリー、マッスグー、」を3回連発、車を停めたら「ヨイー」と言ったので「それってパスですか?」と聞いたら「そう。中でペーパーワークしたら帰ってもいい」ということで、あっさり解放された。国際免許証、日本の免許証、車の登録票、黄色い受付の紙、パスポートをダッシュボードの上に並べておいたので、彼は試験中それを順番にチェックしていた。それで早く済んだと思う。縦列駐車や方向転換、手信号はなかった。あまりのあっけなさにしばらく呆然とした。