いいお天気だったので「ニューヨークに行ってくる」とルームメートに言い残して出かける。びっくりしていた。アンジェラは「なんて勇気あるの。でも気をつけるのよ。」行きがけにカイロによって行く。ドクターに２人目の赤ちゃんがじき産まれるそうだ。奥さんのお産に駆付けるためいつ休みになるかわからないそうだ。
ニューヨークには往復チャイナバスで行く。チャイナバスには２社があって、競っており、10ドルという恐るべき低価格を保っている。行きは美加という会社、帰りは風華という会社を使う。美加は乗員が定員になると１時間待ちで次のバスまで待たされたが、風華は１５分後に小さめのバスが来て乗せてってくれる。後、トイレストップのお店のトイレが美加のは非常に小さいので順番待ちせねばならないのに対し、風華のはレストエリアのマクドナルドですごく広々してトイレの数も多く、考えられている。かかる時間は同じだった。（途中から一緒に走っていた）
ボストンからニューヨークまでチャイナタウンからの発着となるためまるで紐約ー波土頓という中国の都市を結んでいるかのようだ。
ニューヨークには６時間くらいしか居られなかった。まず屋台でおいしい中華魚丸ヤムチャを１ドルで買い、公園のベンチで座って食べる。その後地下鉄でグランドゼロ（写真）に行く。涙が込み上げてくる。2001年の夏ミュージカルの当日券を買いに母と行ったのだ。あの時は２か月後にあんな事になるなんて夢にも思わなかった。花が手向けられてあった。
本屋に回る。日本人の知り合いに２人会う。総菜屋で夕食を買って食べ、帰路につく。バスの中から見た星がきれいだった。
