空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ラ・ボエームを観にメトロポリタン劇場へ行く。

ニューヨークに住む友人達の知恵を借りてクレッグリストに載せたところ、買いたい人が3人も出て来た。でも向こうの言い値は激安だ。ビザのスポンサーにも電話かけたがあまりにショートノーチスだったので来れないと言われた。「奥様と来ていただきたかったのに」と言ったら「僕は独身です」と言われた。「今度ニューヨークに来られるときはぜひ音楽を聴きに行きましょう」とのこと。このイタリア人はこういう事を皆に言いまくってるから結婚出来ないのだ。
朝からマンハッタン渡って歩きまくる。マジソン街を南から北へ数マイル歩く。アルマーニのジャケットは500ドルくらいだったがシャネルに行くと2000ドルした。その後で私の好きなアンテーラーに行ったら100ドル代なので激安に感じた。シャネルにipodのきれなケースが金銀黒3種類あった。
金持ちそうな女性が大勢買いに来ていた。買える人がいて売れるからお店が繁盛するのだ。
すごい世界だ。最近の傾向として、レースのきれいなブラウスがはやっているようだ.うっとりするほどきれいなブラウスの専門店もあった。
昼食はインド料理を食べ、図書館の横の公園で古本屋で買った本「ニューヨーク底辺物語」を読む。現役ホームレスの人が書いた本だ。夕方ユニオンスクエアでヨシコさんに会い、一緒にオペラへ。切符を売るのを手伝ってくれた。中国人の音楽家の男性が1枚買ってくれた。その時点で20分前だったので、食事するためデリに行く。戻ったら間に合わず閉められてしまった。でもそういう人のための小ホールがあり、モニターで見る事が出来た。さすがMET(メトロポリタン劇場)である。ラ・ボエームは9年前にウイーンのフォルクスオーパ劇場で観たが、又違ってお金がすごくかかっていた。本物のロバや馬まで出演していた。バルコニー席の正面からみたが、とても良く見えた。ヨシコさんも中国人の音楽家もいい席だと喜んでくれた。
いつもニューヨークから帰るときは「受難」が多いが、今回もやはりそうだった。夜行列車に乗ろうとして予約したチケットを発券しようと機械にクレジットカードを通すが、「カードが違います」というメッセージしかでない。仕方なくカスタマーサービスに聞いたら「車掌に言って下さい」という。列車に乗って車掌にその旨言ったら「チケットのない人は列車に乗ってはいけません」「チケットをもう一枚買ってください」という。無論私は反論した。もうクレジットカードで支払ってるのにダブルで支払うのはおかしい。予約番号があるんだから、称号してくれ、と。すると「列車にコンピューターは積んでいません」という。仕方なくもう一枚買う。
そして列車がボストンに着いた時窓口で言ったら「じゃ、払い戻しましょ」とあっさり言われた。もうアムトラックなんかに乗らない。