空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

農場の少年

昨日J子さんに「大きな森の小さな家」(ローラインガルス著)の原語版を貰ったので、メッドフォードの図書館で日本語訳を借りる。ついでに同じ作者による「農場の少年」も借りる。
これは南北戦争の直後の話で、ローラの夫のアルマンゾの子どもの頃の話だ。この頃のアメリカの農家の主婦は、家で機織りをしてコートの生地を作るのだ。石けんから砂糖までなんでも手作りだ。読んでいてわくわくする。
この本の中に出て来る食事の献立は60種類。さすが長年主婦だったローラインガルスが書いた本だ。20年前に読んだ時はわからなかった献立が、アメリカに5年住んだ今わかるものも多い。エッグノックはどんな飲み物だろう、と想像していたが、どこのスーパーにも売っているメチャクチャ甘い飲み物で、今では名前を聞くだけで気持ち悪くなる。
この場所はニューヨーク州マローンといって、カナダとの国境のすぐ近くで、モントリオールからそんな遠くない街だ。だから近所にフランス人が住んでいるのだ。調べてみたらうちから7時間だ。街の人口の70%が白人、平均年収は300万円くらい、貧しい街だ。きっとすごい田舎で仕事が無いのだろう。