空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ハーディのテス

明け方持病の偏頭痛で目覚める。薬を飲んで再び寝る。今日は一日ベッドの中だった。お昼過ぎに再び薬を飲む。
する事もないので本を読む。ハーディの「テス」だ。これは以前映画を観た事がある。時はヴィクトリア時代、お屋敷に雇われた少女が領主の息子に妊娠させられて私生児を生むが、その子が死んでしまうが司祭がキリスト教徒のお墓に埋めてくれない。悲しみの中彼女は雇われ乳搾り女になって農場に住み、すてきな男性と結婚するが、結婚式の後過去を告白、ショックを受けた夫に見捨てられて、雇われ農婦になる。貧乏のどん底で父が死に、残された家族が住んでいた家を追い出されて困っていたら昔の男に助けられる。数年後夫が彼女を見つけ出し、迎えに来る。テスは豪華な衣装に身を包んでいたが幸せではなかった。そして思い切った行動に出る。

テス 上 (ちくま文庫)

テス 上 (ちくま文庫)

この本はあまりキリスト教について好意的でない。刹那主義でネガティブだ。感想として「過去の男関係を結婚式の晩に打ち明けるなんてアホやわ」というもの。
夜はヘイジューとディナーに招かれる。おしゃべりを楽しむ。