「デパーテッド」を観る。デカプリオ、マットデーモン、ジャックニコルソン、といった大物俳優が出ている。いろんな賞を総なめしたという優れた映画らしいが、残酷すぎてちょっと。一昨日の事件があった後に観た、というのが理由だと思う。
俳優たちは名演技、ストーリーはハラハラドキドキで面白い、ボストンが舞台でいつもおなじみの場所がいっぱい出てくる、でも映像の中に流血が多すぎ。この映画を観た人は「ボストンってなんて危険な町でしょう」と思うだろう。まるでロバートBパーカーのサスペンスものをみてるみたい。
それと、間違いを一つ見つけた。ボストンは2002年以降、屋内のレストランやバーで一切タバコが法律で吸えなくなったのに、この映画では吸っている。おかしいと思う。
ジャックニコルソンより、ロバートデニーロにやくざの親分をやって欲しかった。演技力ではジャックはマットとレオに押されているような気がした。ラストシーンの近くで、墓場で女が男を無視して歩き去るというシーンが。「第３の男」のラストシーンと良く似ているだ。
私はやっぱりおしゃれできれいで素敵な映画がいい。
