空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

黒人教会へ。

礼拝に行く。ジェレミーがやって来て「料理学校やめたんだ。今仕事捜してる。」「どうしてやめたの?」「野菜を1インチ角に切りなさい、って言われたって、僕には出来ないんだよ」との事。「練習したらいいのに」と思わず言ったが、もし元々不器用なら仕方ない。仕事はなかなか見つからないそうだ。そりゃそうだろう。若い黒人の男性は統計では10人に一人が服役しているそうだから、高校卒っていうだけで黒人だったらなかなか雇ってくれないんだろう。(牧師先生は時々服役している人々ために祈る。きっとみんなの家族や親戚や友人に多いからだ。)自分で仕事を考えだしたら?とアイデアを教える。私はキャットシッターしたよ。と言うと、そりゃいいアイデアだね、と彼。
でも私は女性だし、日本人だし、悪い事しそうに見えないから雇ってもらえたけど、ジェレミーは黒人だから、難しいかもしれない。
やっぱり貧乏のサイクルを脱却するには教育を受けるしかない。あるいは電気工、自動車工、大工、いろんな専門職に弟子入りする事。アーミーに行くと言うとてもベネフィットのいい方法があるが、殺される確率が高いから、お勧めしたくない、絶対。


話は変わって、ちょっとこわいことがあった。うちの家は築98年。ほうきで勝手口を掃除していた。すると、ずるっとドアノブが取れた。アンティークなもので、ねじり回してなんどかはめた。その間ほうきを置こうとしたら、こんどはほうきの柄がずるっと取れた。これもねじり回し式である。同時に、ねじり回し式の部品が取れるなんて、恐すぎる。「おばけなんてないさ」の歌を歌い始めた。