日本より友人Ｈちゃんが来る。彼女は会社員だが、名門Ｈ大学院に行く事になり、下宿先を探している。今日は札束にして持って来た１万ドル*1を銀行に行って預金するのを見届け、一緒にコリアンを食べに行った。その後彼女をロングウッドにある大学でおろし、家に帰って昼寝。
戻って来た彼女が言うには、留学生の必要単位数が５単位増え、２０単位取らないといけなくなったとか。恐ろしい数である。私は大学で１５単位取った事があるが、死ぬほど勉強しないといけなかった。ここの学校は１単位１０００ドル。だから追加金を払う必要があるらしい。半年で日本円にして２００万円近い学費だ。恐ろしい。
アメリカに留学を夢見る人は多いが、「あとで元を取れるかどうか」を見極めた方がいい。
Ｈちゃんとアイルランド人が子だくさんである、という話をしていた。そして、「だってケネディ大統領だって沢山兄弟いるじゃない」と言ったら「え？ケネディ大統領ってアイルランド人？」と彼女。しばらく絶句。彼女は２年間ケネディの生家近くに住んでいた。そして天下の名門に入学予定で彼の後輩になるわけである。なぜ、彼がアイリッシュだって知らないの？！
これで彼女の有名な「Hちゃん語録」がまた一つ増えた。まさしくトットちゃんである。
*1:なんでトラベラーズチェックにしなかったの？と聞いたら、だって安かったんだもの１ドル１００円で、と彼女。私が言いたいのは手数料の事。しかもこの札束、１０００ドルずつくくられてすぐ使えるよう１ドル札に至るまで細かいお札に分けられていた。銀行員は機械ではなく延々と手で数えていた。気の毒だった。
