この病院には魔女が数名要る事で知られいるが、そのうちのひとりが夜中にひょろひょろ〜と現れて大変だった。
ちょうど昨日の写真には写っていないもうひとりのルームメートの具合が悪くなって介抱しながら看護師さんが来るのを待っている時だったのだ。
ひょろひょろ〜とやってきた魔女は病人にへばりつき、くだらないおしゃべりと言う苦痛で彼女の病状に苦しみをを増し加えていた。
反対側の窓からその窓を通じて様子をのぞいていた私は救援を決意。魔女の所へ行って
「さあ奥さまお部屋へ行くんですよ」
と、手をつないで連れ出した。そのあと延々と親戚の悪口を１時間近く聞かされるはめになったが、（魔女って親戚の悪口好きなのね）看護士が助けに来てくれて、安心して部屋に帰れた。無論しばらく全く眠れなかったが。
