「いのちのことば社」というプロテスタントの出版社が出している本。クリスチャンになった侍たちの話。有名な人が多い。興味深いのは新島襄。函館からアメリカの船に密航して留学をした。密航を手助けしたのが龍馬のいとこ沢辺琢磨。彼は司祭になった。
また札幌農学校で内村鑑三や新渡戸稲造のクリスチャンになったいきさつも興味深い。
福沢諭吉も聖書を勉強した。キリスト教を排斥しようと運動した彼だが、以外にも彼の子どものうち、長男、三女四女が洗礼を受け、姉ふたりもクリスチャンになった。
西郷隆盛が聖書を良く読んでいたと知って驚く。もし彼がクリスチャンになっていたら、歴史も変わっていただろう。
龍馬を斬ったとされる男もクリスチャンになった。「龍馬」が好きな人には面白く読めるかも。
聖書を読んだサムライたち もうひとつの幕末維新史 (フォレスト・ブックス)
- 作者: 守部喜雅
- 出版社/メーカー: いのちのことば社
- 発売日: 2009/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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