空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

虫がいっぱいの民宿

夕べは部屋の中に蛾を始め沢山の虫が飛び交ったので、ハエたたきで殺戮。
窓を開けて逃がしてやりたいが、もっと入ってくるのだ。
虫が本当に多いというのは、自然が残されているっということ。シカはほぼ毎日庭に、クマは300m離れたところに来るそうだ。
虫がすべて退治された後静かになったので熟睡する。
朝食の時経営者夫婦と話す機会があった。
ご主人は金田一京助を始めアイヌ研究で有名になった人についてネガティブな意見のようだった。アイヌの人々でも意見が分かれるそうだ。興味深い。
その昔研究のためにアイヌの子だけ血液を採られた経験があるそうだ。ひどい話だ、と腹が立った。
研究材料にされることは、つらい経験なのだな、と感じた。

幌尻岳は先祖代々神聖な山だったので、決して登らないそうだ。そして山菜を採るときは
「取らせて下さい。」と山に向かってお祈りしてから取り、全部取らないで残しておくのが礼儀だそうだ。
彼女は一年に一枚丹念に刺繍した民族衣装を仕上げる。コンテストにも出展する。