18度まで気温が上がり、雷雨となった。
北海道立北方四島交流センターで行われているロシア語教室に行く。
キリル文字は難しすぎてさっぱりわからない。もともとギリシャからきた文字だそうでアルファベットより古いのだ。
さらに日本語で言う「てにをは」はロシア語では名詞の語尾が変化し、すべて覚えなければいけない。
きているのは日本人ばかりで非常によく勉強されていて、ホワイトボードにすらすらと十二個の名詞を複数形に直して書いておられた。ビックリだ。
1人の人はもうすぐ国後島にビザなし交流で行くそうだ。これは元島民による墓参だけではなく一般公募もしているので誰でも(根室市人でなくとも)応募できるそうだ。
ペレストロイカの時、ロシア人が根室に上陸し始めた。皆船員だ。でも元の頃は女湯を覗いたり自転車を持っていったり事件があったそうだ。今はそういうことがなくなった。
日本人の小学校に来ているロシア人の子供もいるそうだ。そして午後はロシア語の学校に行っている児童もいるそうだ。
根室の市民はあまり積極的にロシア人と親しくなろうと言うアイディアは無いそうだ。やはり歴史がどうしても許せない背景があるからだろう。
根室の人々は本当に親切である。国際港である花咲港から荷物を担いでとぼとぼ歩いてるロシア人を車に乗せてあげることもあるそうだ。私はすれ違うロシア男と日本人のおばあさんが道ですれ違い様挨拶しているのを目撃したことがある。