ぶっちゃけ寺

めったにテレビを見ない私だが、知っている人が二人出ているので「ぶっちゃけ寺」を鑑賞する。面白かった。仏教とキリスト教(カトリック)の共通点など、僧侶や神父や牧師が討議する番組。
数珠とロザリオ、観音像とマリア像など仏教とカトリックにこんなにも共通点があるとは知らなかった。

• 露の団姫(つゆのまるこ)さんは僧侶だが噺家。この人のご主人も、師匠の故露の五郎兵衛さんもプロテスタントのクリスチャン、ユニークだなあと思った。彼女のお話は噺家だけあって面白い。

彼女の先程のツイート
「@2yu0: お坊さんが言うのも変な話ですが、とにかくキリスト教のことを知っていただきたいです（＾ν＾）
私はクリスチャンの夫が「神様に生かされている姿」を毎日見ています！神様は確かにいらっしゃいます。
信仰者の数世界一にはそれだけの理由があるp(^_^)q」
お坊さんなのにキリスト教の事を知って欲しかったという彼女はなかなか度量が大きい。

• 片柳神父はマザーテレサのところで修行されたイエズス会の神父さんで、番組ではキリスト教の事、神さまの愛を分かりやすく説明していた。番組は彼のトーク中心に動いているようだった。

残念ながら3人のプロテスタントの牧師さんたちには発言のチャンスがほとんどなかった。カットされたものと思われる。
最後に太田光さんが「最終的に行き着く先は同じですね。」としめた時、プロテスタントの3人の牧師だけうなずいて無かった。
ま、うなずくわけにはいかないだろうなぁ。私も生憎うなずけない。でもキリスト教に興味を持つ僧侶の方が、他の宗教を絶対認めない宗教家より懐が深いようにも感じた。
この番組を観た人々がキリスト教会に足を運んくれれば良いなあと思った。