曇り空。洗濯と掃除と買い物。
シャーリー・テンプルが1934年に主演した映画「ベビイお目見得」(Baby Take The Bow)を鑑賞。
あらすじはこちら。
5歳の誕生パーティでママから貰ったドレスを着てタップダンスをするシーンとナイフで縛られた泥棒のロープを切るシーンは有名である。
金髪の巻き毛を振り回しながら踊るシャーリーテンプル。5歳児と思えない。
このスカートはこうなっている。
このとき歌っている曲と1950年にリリースされたクリスマスソングの「Frosty the Snowman」はソックリ。もちろん16年も前の歌だからパクリだろう。
ナイフを引き出しから探し出すシーンはハラハラする。
縛られてる男にまたがって、包丁でロープを切る。
字幕はないが、観ているだけで面白い。
シャーリーテンプルは成長してから売れなくなったがグレずにさっさと女優を辞めて家庭に入り、子供を育てて親を介護して、ガーナとチェコソロバキアの外交官を務め、85歳で孫やひ孫に囲まれて2014年に永眠。
子役スターには、依存症や異性関係のスキャンダルがつきものだが、シャーリーテンプルは、それがない。親子の関係も自宅で看取るほど良好だった。親がシャーリーテンプルをハリウッドのませた子役達と遊ばさず、マスコミから遠ざけ、新聞記事を見せなかったのが良かったと思う。
お母さんが駄目な事は駄目と線引きのできる、賢い人だったのだろうと思う。