空の鳥

主に飼い猫+野鳥を撮って、紹介しています。

ハイジ(1936)シャーリーテンプル

抱腹絶倒のアルプスの少女ハイジ

アニメと同じかと思えば、ちょっとストーリーが違う。

死んだ母の妹が姪のハイジを連れて、ハイジの父の住む小屋に連れて来て、置いて帰る。

偏屈なジジイも孫の可愛さに心を溶かし、ハイジも近所の牧童ペーターと楽しく暮らしていた。

おじいさんが読む絵本の中でテンプルちゃんが踊る。

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ところがある日、叔母さんが急に来て嫌がるハイジを連れ去り、フランクフルトのお屋敷に連れて行く。車椅子の少女クララがハイジを気に入り、仲良くなる。従僕も親切で友達になった。ところがロッテンマイヤーという堅物の家庭教師がハイジを嫌う。

ここまではアニメ「アルプスの少女ハイジ」とほとんど同じである。

ところがここからガラッと変わる。

  1. おばさんは金儲けのためハイジを連れてきて、ロッテンマイヤーから金をもらったら逃亡する。
  2. アルプスのおじいさんは誘拐されたハイジを探しにフランクフルトまで歩いてやってくる。
  3. 帰宅した父の前で歩いたクララを見てロッテンマイヤーがヒステリーを起こし、クララの父はクビにし明日までに出て行けと命じる。
  4. 夜中にハイジを誘拐したロッテンマイヤーはジプシーの女にハイジを売ろうとする。
  5. 折しもハイジを探しに来たアルプスのおじいさんに助けられ、馬ソリでハイジと逃げ、警察の馬車や騎馬隊とカーチェイスならぬ馬ソリチェイスとなる。ベンハーのレースか駅馬車のシーンを彷彿とさせる。撃つぞと言われて馬車を止める。