起きると雪、風の強い日だった。
すごい映画を観る。
1950年のクリスマス。北朝鮮の興南から14000人の難民がアメリカ軍の船で韓国へ避難した。
主人公の一家もその中にいたが、船に乗り込む時、手を繋いでいた妹が、はぐれてしまい、お父さんが探しに行っている間に出航してしまう。
韓国に着いた主人公は苦労しながら成長し、弟の学費のためにドイツの炭鉱に出稼ぎする。そこで同じ出稼ぎの看護師と知り合い、結婚する。
妹の結婚費用と商売のために戦争中のベトナムへ出稼ぎする。
ドイツでもベトナムでも、彼は九死に一生を得る。
ある時南北離散家族が、会える事になり、驚きの情報が入る。(これから先は観てのお楽しみ)
とにかく、この映画は、お金がかかっている。
歴史の勉強になる。
興南撤退船「メロディス・ビクトリー号」の話をこの映画をみて初めて知った。
船長は難民を乗せるために、武器を全て下ろしたそうだ。乗客は1人も死なず、3日後巨済島へ着いた。5人の赤ちゃんが生まれ、アメリカの兵隊がキムチ1−5と名付けた。その赤ちゃんのうちキムチ１とキムチ５は判明していて、式典の時出席している。
ドイツへの出稼ぎ炭鉱労働者、ベトナム戦争の参加も詳しく知らなかった。
それにしても、戦後の韓国人は、大変な苦労をしているなぁ！
